なぜラクな姿勢ではダメなのか?

先日、ある方からこのような質問をされた。
「なぜ楽な姿勢ではだめなのか?」

脊柱の構造と動きについて説明していた時の事で、
背骨は直立した状態(良い姿勢)が一番強度的に強く、
身体を支えている時に一番筋力を使わない。

と説明したところ、
楽な姿勢ではなぜダメなのか?1

では良い姿勢しようとすると、とてもつらいのはなぜか?

悪い姿勢なのはわかるが楽な姿勢がそれだからそのようしてしまう、
良い姿勢が身体に負担をかけないのならはば良い姿勢したときにつらいのはおかしいのでないか?

確かに良い姿勢にして身体つらくなるのは矛盾している。

では悪い姿勢がなぜだめで、普段から姿勢の悪い人が良い姿勢しようとすると、
つらくなるのは悪い姿勢になっていくプロセスを理解する必要がある。

良い姿勢とはこのようなバランス
楽な姿勢ではなぜダメなのか?2

骨格の正しい位置に対してそれを支える拮抗筋同士が同じような張力で引っ張り合っている状態
身体というのは骨格(圧縮力)と筋肉(張力)相反する力が釣り合うことによって安定するテンセグリティー構造です。
楽な姿勢ではなぜダメなのか?5

テンセグリティーついてはこちら参照↓
テンセグリティー 構造は身体構造であり、整体療法なのです

良い姿勢というのは骨格と筋肉が力が拮抗して調和のとれた状態、
では悪い姿勢というのは?
楽な姿勢ではなぜダメなのか?4

本来ならば均等な張力で拮抗している筋肉同士のバランスが崩れます。
一方の筋肉は収縮して硬化し、もう一方の筋肉は引っ張られて弱体化していきます。
悪い姿勢というのはこのようなバランスが常態化したことを意味します。

この状態の筋バランスで無理やり良い姿勢を作り出すとどうなるか?
楽な姿勢ではなぜダメなのか?3

収縮して硬化した筋肉は伸ばされるとツライ!
引っ張られて弱体化した筋肉は弱体化しているので筋力を維持できない。


特に問題なのは収縮した筋肉、もともと張力によって姿勢を維持していたのに、
収縮するして硬化することで骨格を支えることになる、

つまり骨の代わり、擬似的な圧縮力で姿勢を支えるようになる。
このような状態が長期間続くと筋肉の柔軟性は失われ、筋肉の可動範囲は著しく低下します。

収縮し硬化した筋肉を無理やり動かそうすれば、痛みを感じるだけでなく、
筋肉その物かその筋肉に関連している関節がダメージを受ける可能性もあります。

姿勢の悪い人はその姿勢が確かに楽です、ただ一部の筋肉を収縮させ硬化した状態で姿勢維持することは、
その筋肉に骨格の代わりをさせているのと同じ、硬化した筋肉はやがて動かなくなります。

硬化した筋肉を伸ばそうとするには時間をかけてゆっくりやることが肝心、
焦って無理やり伸ばしたりすると筋肉にダメージがでるばかりか、逆に硬化を進めることにもなります。

悪くなった姿勢を改善するには、
それなりの時間と労力が必要だという事です。










肩こり 太田整体院
スポンサーサイト

テーマ : 健康
ジャンル : 心と身体

プロフィール

大曽根太田整体院

Author:大曽根太田整体院
頭痛、肩こり、側湾症でお悩みの方へ。
名古屋市北区大曽根の太田整体院へお越し下さい。
腰の痛み、膝の痛みでお悩みの方もご相談下さい。
http://ota-seitai.com/

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク