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整体通信 No.102-入院の手伝い2

〓〓〓整体通信 No.102〓〓〓〓

この記事は2008年8月3日にメルマガ「整体通信」として、
配信されたものです。

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http://www.mag2.com/m/0000280563.html


⇒⇒入院の手伝い2⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒
前回、あるおじいさんの入院の手伝いをしたと書いた。
前回では入院に至る経緯を書いた。
そこで日本の老老介護について考えされたが、

現実の問題としてこの老人をどうやって病院まで連れて行くのか?

そこのおばあちゃんは、
「どうしよう?救急車呼べばよいか?」と私に尋ねた。

ここのおじいさん、闘病で痩せたとは言え、
身長でいえば私とほぼ変わらない。
以前かなり体格の良いかただったので痩せたとは言え、
体重もそこそこある。
しかも療養している場所が自宅の二階で一階に通じる階段は
かなり狭い大人一人が動くのにやっとスペースなのだ。
だから大人数で抱えると言うことは無理なのである。

私がこの入院決定のことを言うとほとんど人が病院への搬送を心配した。
この家の構造上の問題と誰が病院まで連れて行くか?
そのことをすごく心配するのである。
このことを知った人たちは皆「救急車を呼んだら」と私に言うのだが、
私は最初から自分でこのおじいさんを病院まで搬送するつもりだったし、
その面での心配はなかった。

それに救急車を呼ぶことにすごく抵抗があった。
それは下記のニュースを読んでもらいたい。

――――――――――――――――――――
「救急車を足代わりに利用、全国で増加」…読売調査

救急車を病院までのタクシー代わりに利用しようとする119番が、
全国各地で相次いでいることが、
主要51都市の消防本部を対象にした読売新聞の調査で明らかになった。

急病でないにもかかわらず、「病院での診察の順番を早めたい」という理由で、
救急車を呼ぶケースも目立つ。
昨年1年間の救急出動件数の5割は軽症者の搬送で、110番に続き119番でも、
非常識な要請が広がっている傾向が裏付けられた形だ。

都道府県庁所在地と政令市にある計51の消防本部(東京は東京消防庁)を対象に、
最近の119番の内容を尋ねたところ、
37消防本部がタクシー代わりの利用など、
明らかに緊急性のない要請があると回答。
大都市、地方都市とも同じ傾向がみられた。

例えば、
「119番でかけつけると、入院用の荷物を持った女性が自ら乗り込んできた」
(甲信越地方)ケースや、
「119番で『○月○日の○時に来てほしい』と救急車を予約しようとする」
(関西地方)事例が多い。
症状を偽る人もおり、
甲信越地方の60歳代の男性は「具合が悪くて動けない」と救急車を呼びながら、
実際は緊急の症状はなく、あらかじめ病院に診察の予約を入れていた。

風邪程度なのに、「救急車で行けば、早く診てもらえる」と思って119番する事例も、
28消防本部で確認された。
病院では救急外来の患者の重症度をまず看護師が判断する場合が多い。
しかし、山陽地方では、切り傷で搬送された患者と家族が、
診察の順番を待つよう告げられ、
「救急車で来たのだから、優先的に診察するのが当然だろう」と詰め寄った。
診察待ちをしている人が、病院を抜け出して119番するケースも7消防本部であった。

関東地方では、50歳の男性を病院に搬送すると、
先ほどまで待合室にいたことが判明。
男性は「順番が来ずにイライラし、救急車で運ばれれば早まると思った」と語った。
51消防本部で昨年1年間に救急車が出動した約232万件のうち、
安易な要請も含めた軽症者の搬送は約117万件。
厳しい財政事情から救急隊の増員が進まず、
重症者への対応が遅れるなど支障も出ている。
(2008年6月23日 読売新聞)
――――――――――――――――――――

緊急でもないのに救急車を呼ぶケースが増えている。
とりあえずこの事か私の頭の中にあった。
現役の救急関係、医療関係者の生の声も聞いたことがある。
必要もないのに救急車を呼ぶというけしからぬ輩が少なからずいるということを、
今回の場合どうすればよいか?
悩むところだが緊急性が無いという面で救急車を呼ぶケースでない。

しらんふりして呼べばよいと考えは私の中には無い。
しかし前述したとおり、私には安全に搬送できる自信があった。
それはいつも古武術の身体操作の稽古でお世話になっている、
カラダラボの山口先生のおかげなのだ。

山口先生、介護術も指導しておられるのだが、
最近新しい技をあみ出した。
私が稽古に行くとよくモデル役をやらされる。
山口先生も良い体格をしておられるので、
普通の人を持ち上げたり、抱えたりしても
力で持ち上げていると思われやすいのだろう。
自分より体格の良い、体重の重そうな人を持ち上げたり抱えたりすれば、
技の説明がしやすいし、自分の技の再確認にもなるらしい。
と言うわけで 171㎝ 体重90キロのわたしはモデルに持ってこいらしい。
私の方も人に抱えられるとか持ち上げられるという経験はなかなか出る物でない。
モデル役をやることで勉強にもなるのだ。
山口先生にはいつも稽古で軽々と持ち上げられる。
その動作には力みが一つもない。

自分より体重、体格がある人でも持ち上げられるのだから、
この身体操作を実践すれば自分より小さい人を抱えることは以外と簡単に違いない。
そういうわけで古武術的な身体操作を使えば
今回のおじいさんの病院への搬送も一人で出る自信があったので
救急車を呼ぶなどと言うことは微塵も考えなかったのである。

入院当日、知人にワンボックカーを借りて後部座席にベット作り、
病院まで連れて行くことした。

問題はおじいちゃんが寝ている部屋から狭い階段を下り、
玄関から車までの行程が一番の難関に思われたが、
山口先生いつもやられている方法を思い出しながら、
おじいちゃんを抱えて車まで運んだ。
自分が思ったよりもスムーズに出来た。
心の中で救急隊員でも一人なら
ここまでスムーズには出来るまいなどと自画自賛していた。

病院まで車を走らせ、病院についたら
看護婦さんがストレッチャーを持って待機してくれていたので、
そのストレッチャーにおじいさんを乗せた、
そこまでで私の役目は終わった。
あとは病院の関係者がすべてやってくれた。

今回は私が病院までの搬送役を引き受けたからよかったのだが、
もし、私が非力でとてもそのおじいちゃんの事を
抱えるなどと言うことが出来なかったらどうしていたのだろう?

救急車を呼んでしまったのだろうか?

そういうつもりになってネットで色々と調べてみた。
こういう場合は「介護タクシー」と呼ばれる物があるらしい。
恥ずかしながらそういうものがあるというのは、
こういう出来事に直面して調べる気になって初めて知ったのだか、
介護タクシーは介護保険も使えるし、
タクシー会社によって70才以上は割引料金を適用するところもある。

今回の場合、自分で出来なければ
このような介護タクシーを使うということが妥当だろうと思う。
意味のない救急車の搬送は他の患者さんの所への到着時間が遅れるということ
重篤な人の場合、心停止で3分、呼吸停止で10分に
死亡率は50%以上に跳ね上がってしまう。
不適切な救急車の使用は本人そのつもりはなくても、
隠れた殺人といえるのでないだろうか?

くれぐれも緊急でない場合の病院への搬送は「介護タクシー」などを使って欲しい。

病院まで道中、車の中で
おじいさんがこんな事を聞いてきた。
「太田先生はすごく力があるが柔道でもやっておられたのか?」

私は武術の経験は全くないのだが思わずこう答えた、
「古武術を少々」(笑)

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